米国個別株への投資:なぜ米国株へ投資するのか(米国株へ投資する理由)
アメリカの個別株の株価が上がっているから投資してみたいな
日本の個別株へ投資はしているけど、アメリカの個別株も少し興味ある
今回は、こんな人のための記事です。
この記事では
- なんで、個別株へ投資するのか
- なんで日本ではなく、アメリカの個別株へ投資するのか
について解説していきます。
アメリカの個別株に投資を考えている人に向けた記事となっています。
個別株へ投資することによって、インデックス投資では得られないメリットもあります!是非検討してみてください
なぜ、アメリカの個別株へ投資するのか
多くの投資家は、「インデックス投資が投資の最適解」と言います。
なぜなら
- インデックス投資は、分散投資によって低リスクでそれなりのリターンが得られるから
- 個別株やアクティブファンドで リターン を狙った投資家よりも、インデックス投資だけの方がリターンが良いという結果があるから
- 個別株に投資するには、ある程度の知識が必要だから
- インデックス投資だと、銘柄の選択などの勉強の必要がないから
です!
じゃあ、個別株に投資する必要は、ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、個別株へ投資することのメリットもあります。
個別株へ投資することのメリット
メリット1:投資の勉強ができる
メリット2:経済の動きに敏感になる
メリット3:うまくいけば、インデックスよりも大きいリターンが得られる(長期運用が前提)
メリット4:個別株への投資方法を知っておくと、コロナの時のファイザーやZoom株など、いざというとき、絶対にこれから株価が上がる株への投資準備ができる
といったメリットがあります。
インデックスはいつ買ってもよく、株価が安くなった時に買い増しをすればよいため、経済を見なくても大丈夫です。しかしながら、インデックスだけをやっていると、経済の動向と株価の動きがどのように連動しているかなどの知識がつきません。
特にリスクをとれる若いときに個別株に触れておくと、勉強になるからおすすめです!
個別株へ投資することのデメリット
しかしながら、やはり個別株への投資にはデメリットもあります
デメリット1:値動きが大きい
インデックス投資では -10% や +10%となるには数か月の時間がかかりますが、個別株では、早くて1日で-10%や + 10%になることがあります(そんなときは稀ですが)。値動きに耐えられない人は小額から投資しましょう
デメリット2:銘柄の選定が必要
良い銘柄に出会うには、それなりの時間をかけて探さなければなりません。探すのがめんどくさい人は個別株への投資はしなくても良いと思います
個別株は値動きが激しいので、まずは小額からで!
投資資金の8割をまずはインデックスに投資して土台を固めた後に、残りの2割を個別株に投資することをおすすめします
なぜ日本ではなくアメリカの株なのか
アメリカ株は日本株には無いメリットが多くあります。
メリット1:アメリカ株は長期的に見れば右肩上がりである
上図:S&P 500 (アメリカの上場している企業のインデックス)
下図:TOPIX (日本の上場した企業のインデックス)
アメリカは、国家が株価を上げる政策をとっているため、株価が上がりやすいです。そのため、日本株よりも優良な個別株を見つけるのが簡単です。
- アップルやマイクロソフトのような時価総額が大きい企業がたくさんある
世界の優秀な人たちや優秀な企業はアメリカに集中します。結果的に、メガテック企業などと呼ばれる世界を席巻する企業が生まれやすいです。
ただし、アメリカ株に投資するときのデメリットもあります
- 円安の時は、少し割高になる(円を両替して、アメリカ株を買う場合)
という点です
2023年6月現在は1ドル 142円になっていますので、 1株185ドルのアップルの株を買おうとするときにより多くの「円」が必要になってしまします。
しかし、長期投資を前提にすれば、為替の影響は、ほぼなくせることが過去のチャートから分かっております
左図:ドル建てのS&P500 右図:円建てのS&P500
出典:trading view S&P500 ドル建てと円建ての比較(https://jp.tradingview.com/chart/VOO/Hnlp4N61/)
直近こそ、円安の影響を受けていますが、左図のドル建ても右図の円建ても長期的に見れば、さほど変わりません
直近の円安の影響も今後円高になれば、戻ってくると思われます。
かという私は、そういいつつも少しは気にしていまして、今後の不景気+円高のダブルパンチは恐れていますので、リスクを抑えて様子を見ながらアメリカ個別株へ投資を続けています
アメリカの個別銘柄の株価を見る方法
企業を識別する方法
日本株は企業ごとに4桁の数字が割り当てられています。
例えば、三菱商事だと「8058」という数字が割り当てられています。
一方 アメリカ株は「ティッカー」と呼ばれる 英語の文字が企業ごとに割り当てられています。
例えば、アップルだと「AAPL」という英語が割り当てられています。この「AAPL」がティッカーになります!
そのため、気になったアメリカの企業があったら、「企業名 ティッカー」で調べるとまずは識別する英語(ティッカー)を知ることができます。
アメリカ企業の株価を見る方法
ティッカーの英語が分かりましたら、次にTraiding view (https://jp.tradingview.com/) にアクセスします
Trading view 画面 (https://jp.tradingview.com/)
シンボルというところに、「AAPL」などとティッカーを入れることによって、その企業の株価を見ることが出来ます!
アメリカの個別株銘柄を一部紹介
アップル(AAPL)
いわずと知れた、大型ハイテク株です!
アップルの株価 2020年~現在
出典:マネックス証券 アップルの企業分析
アメリカでは、政策金利を上げているということもあって、直近の株価は横ばいですが、売上高も営業利益も右肩上がりで伸びているので、今後も期待できる銘柄です。
クリーン・ハーバーズ(CLH)
商業用・工業用・環境などの部品や機械を洗浄や、有害廃棄物を処理したり、リサイクルしたりする会社です
クリーンハーバーズの株価
出展:マネックス証券 クリーンハーバーズの企業分析
売上高・営業利益ともに右肩上がりの業績で、特に昨年(2022年)はかなり業績が良かったです!
環境に配慮した、リサイクル事業などを行っており、今後も伸びると期待しています!
まとめ
今回は個別株へ投資する理由と、なぜ日本ではなくアメリカの銘柄に投資するのかをお話しました。
個別株に投資することによって、勉強にもなりますし、インデックスよりもリターンが得られることもあります。
特にアメリカは、世界の人や企業が集まるため、株価と業績が右肩上がりの銘柄が多いです。
そのため、長期投資を前提にすれば、そこまで労力をかけずに良い銘柄に簡単に出会えるので、おすすめです!
次回は具体的なアメリカの個別株の探し方と投資方法についてお話します!