電気自動車の永久バッテリーとは!? 永久バッテリーの投資先も紹介

こんにちは yoki です 電気自動車がこれから世界で普及していくのですが、それに伴ってバッテリーも需要が高まると考えられます!

そんな電気自動車のバッテリーの中でも「永久バッテリー」とよばれる革命的なバッテリーが開発されてきております!

この銘柄や、電気自動車のバッテリーについて、今のうちに知っておくことによって、5年後などに大きな利益を生むことが出来ますので今のうちに勉強しておきましょう

投資家

これから普及する電気自動車の波に乗るぞ

こうお考えの投資家に向けた記事となっております

yoki

電気自動車は自動車だけではなく、バッテリーの開発も進んでいるので、今のうちに勉強しておきましょう

電気自動車(EV)のバッテリーの種類と特徴

そもそもEVのバッテリーの種類についてですが従来は

  1. リチウムイオンバッテリー
  2. ニッケル水素バッテリー

などがありました。どちらも電解を使用しているため液体電池となります。

→ これに対して、固体電池というものが出てきました。この固体電池は「次世代のバッテリー」とも呼ばれていて従来の液体電池と比較して、いくつかのメリットがあります。

  1. 火災のリスクがない:従来の液体電池は液漏れなどから発火するリスクがありました。固体になることによって、液漏れのリスクがそもそもなくなり火災のリスクが少なくなりました
  2. バッテリーの劣化が低減かつ長持ちになった:繰り返し充電をしても充電が減りにくく、劣化も少なくなりました
  3. 超高速充電が可能となる

というメリットがあり、液体電池よりも固体電池が現在注目されています。

バッテリーの充電方法と充電時間

現在EVを充電するには様々な方法があります

  1. 充電スポット:現在日本には2万か所の充電スポットがあるそう
  2. 自宅の設備:4万~12万円で自宅に設置できるそう

の2つが主にあると思います。充電時間としては

普通の充電ですと 3 - 6時間もかかるそう

急速充電ですと 1 時間 くらいで完了するそうです

ガソリンと比較したら、かなり長いですね! 充電時間が長いことはEVのデメリットかもしれません。

バッテリーの寿命

EVのバッテリーの寿命としては「8年」ほどらしいです

また、充電を頻繁に行っていたり、急速充電を行っているとさらに寿命は短くなるそうです!

バッテリーに寿命があることもEVのデメリットですね

永久バッテリーは何を解決できる?

さてここまでEVの現状をお話してきましたが、今までお話してきたEVのデメリットを「永久バッテリー」が解決できるかもということになります!

この永久バッテリーはスタンフォード大学のベンチャー企業が開発しました。そのメリットとしては

  1. 充電時間が短い:一回の充電にかかる時間は 15分 ほど
  2. 固体電池のため火災リスクがない
  3. 軽量である
  4. 一回の充電で、今までの8倍の距離を走れる:繰り返し充電する必要がなくなるのでバッテリーの寿命も長持ちします
  5. バッテリーの価格が安くできる

といったメリットがあります! 

現状のEVはバッテリーの価格が高かったため、ガソリン車よりも値段が高くなってしまっていました。しかしながらこの永久バッテリーによりEVの価格を抑えることができ、ガソリン車と同じ値段にできた場合、間違いなくEVは普及していくと考えられます。

永久バッテリーを開発した企業

ではこの永久バッテリーを開発したスタンフォード発のベンチャー企業はどこでしょうか

「QuantumScape」 という会社になります!

2020年 12億ドルを調達して上場したスタートアップ企業になり、大手自動車企業のフォルクスワーゲンとの合併事業も行っています。

現状この永久バッテリーはテスト段階となります。実際に製品を売りに出してはおりません、、

世界トップ10の自動車と純粋なEVメーカー3社とサンプル品提供契約を結び、バッテリーのサンプルをお渡ししてテストしてもらっているという段階だそうです。そのテスト段階では急速充電や容量の維持に良好な結果が出ています。今後市場に永久バッテリーが提供されれば、全部のEVのバッテリーは置き換わってしまうかもしれませんね。

Quantum Scape (永久バッテリー開発企業)への投資の注意点

Quantum Scape の株価 2021年~ 現在の株価は 7ドルほど

私は、Quantum Scapeへの投資は、まだ早いと思っております。その理由は2つありまして

1.株価は下落トレンドの途中である(2023年現在)

→上昇や下落のトレンドは一度起こると、明確な終了の合図が来ない限り、長く継続する傾向があります

2.赤字経営をしている

出展:マネックス証券 クアンタムスケープ 企業分析

永久バッテリーは現在テスト段階であるため、クアンタムスケープの売り上げも今のところはありません(マネックス証券の企業分析を見る限り)。現在の株価は投資家の期待のみで維持されております。

しかしながら、現在設備の拡大も必死にやっており、営業キャッシュフローは2025年の後半に拡大できる黒字化できる?)と述べています。

私はQuantum scape へ投資するのは、まだ早いとは思いますが、動向を監視して2024年~2025年あたりで営業利益が黒字化できたら、私も徐々に投資していこうと考えています!

yoki

宝くじ枠として、いまから少額で投資するのは「あり」だと思います。ただし、株価が下落することも考えて慎重に投資を行ってください